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Vol.6 「雪への備え」その2

━ vol.006━2021.02.01━

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2021年が明けた北陸地方では記録的な大雪となりました。その原因は、北朝鮮方面から吹き込む風が日本海上で合流したことで、帯のように積雲が発達したためで、これは2018年の「平成30年豪雪」と同じ原因、ということだそうです。

SONAEの12月号では「雪への備え」として、本格的な冬が訪れる前に準備できることや、雪の情報を得るために活用できるアプリの紹介等をしました。大雪は交通障害や交通事故、停電などを引き起こすイメージがあります。実はあまり目立たないものの、雪で引き起こる災害の一つに、雪下ろし中の事故があります。

積もり重なった雪は水分を含み大変重たくなります。除雪の際も注意が必要です。まだまだ気の抜けない冬が続きますので、今回ご紹介する雪下ろしの情報を参考に、気をつけてお過ごしください。


目次

1.雪下ろしの大切さ

2.雪庇(せっぴ)
2.1 雨樋(あまどい)の破損
2.2 雪庇の落雪による事故

3.雪庇を落とす方法
3.1 屋根に登って雪を落とす場合
3.2 下から雪を落とす場合


1.雪下ろしの大切さ

北陸地方は、基本的に家もカーポートやサンルーフなどは積雪対応となっています。しかし、「対応」だからといって雪下ろしが要らないわけではありません。雪下ろしをせず放置した場合に起こりうるトラブルをいくつかご紹介します。

2.雪庇

積もった雪が屋根から張り出した雪のことを「雪庇」(せっぴ)と言います。この雪庇を落としておかないと、大事故になることもあるので注意が必要です。

2.1 雨樋(あまどい)の破損

一つは、雨樋の破損です。住宅の大事なパーツである雨樋ですが、雪の重さによって破損したり、雪が溶けるまでに過重がかかり、雨樋が反ってしまうことがあります。雨樋がこのように破損や変形した場合、本来、集水器に流れるはずの水が流れなくなり、雨水が溜まって水が腐ったり、苔やカビが発生する原因にもなります。

大雪で、雨樋を乗り越えてしまうほどの雪庇ができた場合には、雪下ろしなどの対応が必要です。その他の対応としては、冬の間だけ雨樋を外す(構造上の理由で取り外しができないものもあります)、雨樋内にヒーターを設置するなどの方法もあります。

2.2 雪庇の落雪による事故

二つ目は、怪我・車の破損・窓ガラスの破損・歩道を塞いでしまうなど、雪庇が落ちた場合の事故です。特に、隣家や通路への落下はトラブルの原因となるので避けたいですね。マナーとして、屋根の雪は自敷地内に落下するように配慮しましょう。

3.雪庇を落とす方法

雪庇を落とす方法としては、1.屋根に登って落とす、もしくは、2.下から落とすかのどちらかになります。それぞれポイントを見ていきましょう。

3.1 屋根に登って雪を落とす場合

屋根に登って落とす場合は十分に注意が必要です。気を付けて行いましょう。

  • 安全な装備で行う
  • はしごは固定する
  • 作業は2名以上で行う
  • 足場の確認を行う
  • 屋根の雪下ろしのときは、周りに雪を残す(落下時の被害軽減のため)
  • 屋根から雪が落ちてこないか注意する
  • 道具の点検、手入れを忘れずに
  • 除雪機の雪詰まりはエンジンを切ってから棒などで取り除く
  • 作業時には携帯を持っていく(何かあったときのために)
  • 無理はしない

国土交通省発表「雪下ろし安全10箇条」より抜粋

3.2 下から雪を落とす場合

下から雪を落とす場合には「雪落とし棒」「雪庇棒」といった商品があります。その名の通り雪庇を落とす棒なのですが、雪を割るための歯が先端に付いた物や、サンルーフやサイクルポートなどのパネルが傷がつかないようゴム製のエッジ付きの物もあります。2m~6m近くまで棒の長さが伸びるため、地上からでも2階の屋根の雪庇を落とすことができます。

これらの商品はホームセンターやインターネットで購入可能です。

下から雪を落とす場合も注意する点がいくつかあります。

  • 自分で落とした雪庇で怪我をしないように気をつけましょう。もちろん、周りにいる人や通行人にも気をつけて落としましょう。
  • 雪が凍っている場合もあります。一度に落とすと危険ですので、少しずつ落としましょう。
  • 雪庇を落とす際に窓ガラスにあたってしまう可能性のある場合は、窓を段ボール等で養生しておくことをおすすめします。
  • できればペアで行ってください。一人だと危険ですし、何かあったときの対応が難しくなります。是非ペアで行いましょう。

地域によっては、積雪量の違いにより屋根の雪も降ろさなければいけない場合もあります。そうでない場合は、雪庇だけでも落としておくと危険回避になるかと思います。安全に冬を乗り切るためにも、知識はもちろん、必要に応じて道具も備えておきましょう。

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