オスカーの家ブログ

住宅・住まい・暮らし方、家にまつわることを、住宅のプロが執筆するブログ

【富山で一度は訪れたいお店】和蝋燭(わろうそく)の老舗、松住商店

生活の中で「火」を使うシーンが少なくなりました。生活の風物詩として童謡にもなっている“焚き火”は今では見る事はありませんし、冬の暖房器具で火を使う物はほとんど無くなりました。やはり防災を考えてキッチンでも火を使わない家庭が増えましたね。生活の中から「火」の存在が薄れている今日この頃ですが、今回は和蝋燭(わろうそく)を手作りしているお店「松住商店」をご紹介します。

IMG_2237

松住商店

松住商店は明治43年から蝋燭の製造販売を始め、今年で105年になる老舗の和蝋燭店です。松住蝋燭工業所と言われる通り伝統を守り今でも和蝋燭を1本1本手作りしているお店です。洋蝋燭のキャンドルとは原料が違い、櫨(はぜ)の木の実の外殻から絞った油脂分を使って作られています。

富山は仏教が深く根差した土地柄でもあるため、和蝋燭の需要が高かったと言われています。店内には見たことがないほど大きな和蝋燭が飾られ、蝋燭には手書きの花が描かれています。花が描かれた蝋燭は仏様へのお供え物です。

以前は大量生産されていたプリント模様の絵蝋燭だったのですが「手作りの和蝋燭に筆で手書きする絵蝋燭をお供えしたい」という寺院からの要望があり、それを受けて手描きの蝋燭を作られるようになったそうです。

仏様にお供えするための「絵蝋燭」

蝋燭に絵を書いてお供えする“絵蝋燭”は山形県の鶴岡が発祥と言われています。今でこそ冬でもお花は流通していますが、昔は仏様にお供えするお花はなかなか手に入りませんでした。そこで皆川重兵衛という人が蝋燭に顔料を使ってお花の絵を描き、生花の代わりにお供えしたのが始まりと伝えられています。その後、参勤交代の際には江戸にお土産の一部として必ず献上されていたそうですよ。

IMG_2233

松住商店が作る昔ながらの和蝋燭

  1. 燭の芯を和紙、いぐさ、真綿の順に巻き棒に巻きつけます
  2. 蝋燭の芯を竹串にさして、芯の頭を菜種油に浸します
  3. 芯の周りに溶けた蝋を均一になるようにかけて、付着させます
  4. クリーム状に練った蝋を手の平で上塗りし、形を整えます
  5. 筒にいれた朱色の顔料を溶かした蝋に浸して着色します
  6. 熱した包丁で芯を削りだし、要らない部分を切り落とし成形します

松住商店がお勧めする、和蝋燭の用途

一般法事に 何人かのご法事を一度にされる際、お一人お一人に金蝋燭、朱蝋燭、絵蝋燭と立てかえて使用します。
ディナーに 海外のお客様を招いてのお食事会はいかがでしょうか。和蝋燭は火の色がオレンジ色に揺らぐので日本文化の話題で盛り上がります。
インテリア 和風に“お香”の香りと一緒に和蝋燭をお部屋に飾って楽しみます。
スローライフを楽しむ 柔らかい蝋燭の光を灯して物思いにふけります。極上のリラックスタイムを過ごすことができるかもしれません。

富山でできる和蝋燭の絵付け体験

こちらの松住商店では、予約をすれば和蝋燭に絵を描く“絵付け体験”を行っていて和蝋燭に好きな絵を描くことができます。

長年劣化しにくく入手も容易な水性アクリル塗料を使用するため、とてもカラフルな絵が描くことができますよ。完成した後は硬くて厚い皮膜をパラフィンで作り絵をコーティングします。お供え物の蝋燭ではなく、キャンパスに絵を描くつもりでオリジナルの蝋燭を作ってみるのはいかがでしょうか。

生活の中で灯す和蝋燭の「火」。懐かしく落ち着いた気持ちになれるかもしれません。

IMG_2235

 

松住商店へのアクセス

住所 〒939-8085 富山県富山市中野新町1-3-31
電話番号 076-421-4427
営業時間 9:00~19:00
定休日 日曜日、祝祭日
アクセス JR富山駅から路面電車「南富山駅行」で「広貫堂」下車 徒歩1分
JR富山駅から車で10分
北陸自動車道富山ICから車で15分

カテゴリ: 地域情報

タグ:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

OSCAR J.J 住まいのトータルパートナー

建てる、買う、売る、直す。聞く、話す、知る。オスカーは全てカバーします。

  • 家を建てるなら OSCAR HOME
  • 困ったらすぐ電話しよう 住まいるオスカー
  • 不動産住宅を買うなら オスカー不動産
  • ショッピングモール GREEN STAGE
  • OSCAR J.J